釜山の伝統茶屋「茶の庭(チャマダン/차마당)」西面駅からすぐ

韓国の伝統茶

ここ数年、韓国の伝統茶にハマっています。韓国はお洒落なカフェやスイーツ屋さんが沢山ありますが、渡韓したときは必ず一回は韓国伝統茶屋で伝統茶を飲めるお店を探して行っています。今回は釜山の繁華街、西面駅から徒歩ですぐの所にある茶の庭(チャマダン/차마당)に行ってきました。こじんまりしたお店ですが、飲める伝統茶の種類も豊富で、お店の雰囲気もいいので釜山で伝統茶を飲むにはおススメのお店です。

韓国の伝統茶とは

韓国の伝統茶は別名「韓方茶(かんぽうちゃ)」と呼ばれ韓国の漢方医学に基づいて作られた健康茶です。
薬草や木の実、生薬を調合して作られ体調や体質に合わせて飲みます。
韓国の伝統茶には、さまざまな種類があり、それぞれが独自の歴史と効能を持っています。

伝統茶は韓国のスーパーでもインスタントが売っています。お店で飲んで気に入ったお茶があったら自分用のお土産として毎回買って帰っていきます。
また日本でも少し割高になりますが韓流ショップやオンラインのQoo10等で販売しているので気になるお茶があったら是非GETしてみてください。

それでは、西面の茶の庭(チャマダン/차마당)に行ってみましょう!

茶の庭(チャマダン/차마당)

西面駅の9番出口を出た目の前の緩く左へ曲がる道をそのまま直進し、徒歩1分セブンイレブンの2階に茶の庭(チャマダン)はあります。
緑の入り口が目印です。木の階段が雰囲気があっていい感じです。

店内はけっこう広いなと感じました。ボックス席が何席かあります。3階もあるようですがこの時は使われてませんでした。

メニュー

日本語のメニューもありました。効能や成分などが書いてあるので、選びやすいですね。

緑茶など普通のお茶もありますが、ここはやっぱり伝統茶!
五味子(オミジャ茶)/柚子茶(ユジャ茶)/覆盆子茶(ポップンジャ茶)/梅茶(メシル茶)/ナツメ茶(デチュ茶)/生姜茶(センガン茶)/双和茶(サンファ茶)などあります。
指さし注文でOKです。写真は6000Wになっていますが現在は7000Wになっていると思います。

本場の伝統茶を体験

ひまわりの種と羊羹が出てきました。普通に美味しいです。

双和茶(サンファ茶)

韓方薬材を煮出して作られた薬膳茶です。主な材料には、白芍薬、熟地黄、当帰、川芎、桂皮、甘草、生姜、ナツメなどが含まれます。風味はまろやかで、薬膳茶ですが苦さはほとんど感じられません。癖があるので嫌いな人は嫌いな味かと思います。とにかく身体に効きそうな味です。双和茶は体温を上げるので、特に冬季に体を温めるために飲まれることが多いいです。

覆盆子茶(ポップンジャチャ)

覆盆子茶(ポップンジャチャ)は、韓国の伝統的なハーブティーの一つで、覆盆子(トックリイチゴ)を使ったお茶です。覆盆子茶は、韓国の民間療法で広く使われており、特に美容や健康に良いとされています。
最初の印象は酸っぱい!と思いました。そのあと、甘みがきました。最初は飲んだことが無い味に少しびっくりしましたが慣れると美味しく感じてきました。

その他、代表的な伝統茶がそろっています。

なつめ茶

なつめ茶は、韓国では健康と美容のためによく飲まれています。韓国の伝統的なハーブティーで、韓国では昔から生薬として使われたり、漢方の材料としても使われてきました。ナツメヤシの葉を使って作られます。ナツメヤシの葉には、抗菌作用や抗炎症作用があるとされています。女性のホルモンバランスを整え血行を良くし、むくみ対策などに飲まれます。

五味子茶

五味子は「五つの味を持つ果実」として知られ、甘味、酸味、苦味、辛味、塩味が感じられます。お店によって砂糖やはちみつなどで味が調えられていることもありますが、基本的に甘酸っぱい味です。どの味を強く感じるかでその時の体調が分かると言われています。すごい酸っぱい場合、ストレスがたまっている可能性が高いと言われます。苦みを感じた場合は、貧血気味という様に身体の調子を知ることが出来ます。是非トライしてください。

本格的な伝統茶を頂けるお店チャマダン、釜田市場からも近く観光の際に組み込みやすい場所にあるので、是非プサンに行った際は立ち寄ってみてください。

茶の庭(チャマダン/차마당)の場所

NAVERのマップはこちら⇒>茶の庭(チャマダン/차마당)

부산 부산진구 서면문화로20, 2층
(釜山広域市 釜山鎮区 西面文化路 20,2F)

営業時間:月〜土11:00-22:30/日 11:00-18:00

タイトルとURLをコピーしました