韓国旅行に行ったら、いつか参加してみたいと思っているのがDMZツアーです。
きっかけは韓国ドラマ「愛の不時着」。
韓国と北朝鮮の軍事境界線や、南北に分断された朝鮮半島の歴史に興味を持ち、「次に韓国へ行ったらDMZを見てみたい」と思うようになりました。
そこでKKdayとKlookを見てみたのですが、半日ツアー、ゴンドラ付き、吊り橋付き、JSAフォトゾーン付きなど、想像以上に種類が多くて迷います。

できれば韓国旅行の1日を全部使いたくない。でも、せっかくDMZまで行くなら、ゴンドラやJSAに関係する場所も見てみたい……。
今回は、本当に自分が参加するつもりで、KKdayとKlookのDMZツアーを比較してみました。
※本記事は、次回の韓国旅行に向けてツアーを検討している段階で作成しています。実際に参加した際は、当日の写真や感想、集合場所、服装などを追記する予定です。
この記事で分かること
- DMZとはどのような場所なのか
- DMZとJSA(板門店)の違い
- DMZツアーで見られる主な場所
- 半日・ゴンドラ・吊り橋付きツアーの違い
- KKdayとKlookで選ぶときのポイント
- 私が現在気になっているツアー
「愛の不時着」を見てDMZに興味を持った
私がDMZに興味を持ったきっかけは、韓国ドラマ「愛の不時着」です。
ドラマでは、韓国の財閥令嬢ユン・セリがパラグライダー中の事故によって北朝鮮側へ不時着し、北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクと出会います。
もちろんドラマはフィクションですが、見終わった後に「韓国と北朝鮮の境界線は、実際にはどのような場所なのだろう」と気になった人も多いのではないでしょうか。

「愛の不時着」を見ていると、北朝鮮の暮らしや南北の分断について、もっと知りたくなるんですよね。
DMZは単なるドラマ関連スポットではありません。
朝鮮戦争と南北分断の歴史、離散家族の存在、現在も続く緊張関係などを、実際の場所を見ながら学べる貴重な場所です。
「愛の不時着をきっかけに興味を持った」という入り口でも、現地を訪れることで朝鮮半島について理解を深められそうです。
そもそもDMZとは?
DMZは、英語の「Demilitarized Zone」を略した言葉で、日本語では非武装地帯と呼ばれます。
朝鮮戦争は1953年に休戦協定が結ばれましたが、平和条約によって正式に終戦したわけではありません。
休戦協定に基づいて韓国と北朝鮮の間に軍事境界線が定められ、その南北それぞれ約2km、合計約4kmの範囲がDMZとして設定されています。
DMZと軍事境界線は同じではありません
軍事境界線は韓国と北朝鮮を分ける線です。DMZは、その軍事境界線を中心に南北へ広がる緩衝地帯を指します。
DMZの中へ個人で自由に入ることはできません。
第3トンネルや都羅展望台など、一般旅行者が見学できるエリアへ行く場合は、基本的に認可された観光ツアーへ参加します。

現在DMZツアーではJSA(板門店)には行けない

北朝鮮と韓国の国境をイメージするとき多くの方が板門店(JSA)の青い建物をイメージするのではないでしょうか。
古い映画ですが2000年公開の韓国映画「JSA」ではイ・ビョンホン、ソン・ガンホの対面シーンもここをイメージしています。
そして2019年6月30日にはアメリカのドナルド・トランプ大統領(当時)と北朝鮮の金正恩総書記がの板門店で急きょ会談しました。
現職のアメリカ大統領として初めて軍事境界線を越えて北朝鮮側に足を踏み入れる歴史的な出来事となりました。
以前はJSA(板門店)もツアーで見学することができましたが、2023年に見学ツアーに参加していた米国人1人が、無許可で軍事境界線を越え、北朝鮮に越境しちゃってから再開のめどが立っていないみたいです。。。。

現在の一般的なDMZツアーでは本物のJSAに入れない
本物の板門店・JSAを訪れる一般観光ツアーは、2026年7月時点で停止が続いています。そのため、KKdayやKlookで販売されている通常のDMZツアーに「JSA」と書かれていても、内容をよく確認する必要があります。
現在見かけるのは、本物のJSAへ入るプランではなく、JSAフォトゾーンやJSAをテーマにした展示施設が含まれるプランです。
予約前に確認したいポイント
「JSAフォトゾーン」「JSA博物館」「JSA体験施設」は、本物の板門店・共同警備区域を見学するツアーではありません。商品名だけで判断せず、旅程と説明を確認しましょう。
JSAフォトゾーンでは記念撮影も楽しめる
ツアーや施設によっては、韓国軍・北朝鮮軍をイメージした衣装や小物を使って記念撮影ができるようです。

もちろん、DMZは現在も続く南北分断を象徴する場所です。
歴史的背景に敬意を持ちながら見学することは大切ですが、展示やフォトスポットをきっかけに、朝鮮半島の歴史へ興味を持つのも一つの形だと思います。
DMZツアーで見られる主な場所

DMZツアーの内容は商品によって異なりますが、第3トンネルと都羅展望台を中心に、臨津閣、ゴンドラ、吊り橋、展示施設などを組み合わせたプランが多く見られます。
第3トンネル

第3トンネルは、北朝鮮側から韓国方面へ掘られたとされる地下トンネルです。
1978年に発見され、全長は約1.6km。発見されている4本のトンネルの中でもソウルに近い場所にあります。
一般見学では、ヘルメットを着用してトンネル内の一部を歩きます。内部は狭く、入口までの坂道も急といわれているため、歩きやすい靴で参加した方がよさそうです。
閉所恐怖症の人や、歩くのが心配な方はパスしてもいいかもしれないです。

都羅展望台

都羅展望台は、北朝鮮側を見渡せるDMZ観光の代表的な展望スポットです。
天候や視界の状態がよければ、双眼鏡を使って北朝鮮の開城市や村、周囲の山々を見ることができます。
ドラマやニュースの中でしか意識していなかった北朝鮮を、実際に自分の目で見られる場所です。

韓国旅行中に北朝鮮を眺めるなんて、ほかの観光地ではできない体験。ここは絶対に外したくないです。
臨津閣と自由の橋

臨津閣は、南北分断や平和について学べる施設が集まる観光エリアです。
周辺には自由の橋、平和を願うメッセージリボン、戦争の傷跡を残す蒸気機関車などがあります。
DMZツアーの集合・受付拠点として立ち寄ることも多く、南北分断の歴史を象徴する場所の一つです。

臨津閣平和ゴンドラ

臨津閣平和ゴンドラは、臨津江の上を渡り、民間人統制区域側へ向かうケーブルカーです。
ゴンドラから臨津江や周囲の景色を眺められ、対岸には展示施設やフォトスポットがあります。

普通の半日ツアーで十分だと思っていたのに、ゴンドラの写真を見ると急に乗りたくなる(笑)
吊り橋
DMZの主要スポットに加えて、紺岳山の赤い吊り橋や馬場湖吊り橋へ立ち寄るプランもあります。歴史を学ぶDMZ観光と、自然や景色を楽しむ観光を一度に体験できるのが魅力です。ただし、吊り橋まで組み込むと所要時間が長くなり、ほぼ1日ツアーになる傾向があります。

DMZツアーは大きく分けて3タイプ
| タイプ | 主な内容 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 基本・半日型 | 第3トンネル、都羅展望台、臨津閣など | 午後や夕方もソウル観光を楽しみたい人 |
| ゴンドラ・JSAフォトゾーン型 | 基本コース+平和ゴンドラ+フォトゾーン | DMZの歴史と写真撮影の両方を楽しみたい人 |
| 吊り橋・脱北者交流型 | 基本コース+吊り橋、展示施設、脱北者との対話など | 時間をかけて朝鮮半島への理解を深めたい人 |
日本語ガイド付きか確認しておく
DMZツアーには、日本語ガイド付きのプランと、英語ガイドのみのプランがあります。
DMZには、歴史的な背景や現地での説明を聞くことで、初めて意味を深く理解できる場所が多くあります。
せっかく参加するなら、説明をしっかり理解できる日本語ガイド付きのツアーを選ぶと、より充実した時間を過ごせそうです。
催行実績や口コミ数も確認したい
口コミを確認すると、最少催行人数に達しなかったことを理由に、直前になって別の日程や別プランへの変更を案内されたケースも見られます。楽しみにしていたツアーが直前に変更になると、その後の旅行スケジュールにも影響してしまいます。
できるだけ予定変更の可能性を抑えたい場合は、予約数や口コミが多く、催行実績のある人気ツアーから選ぶのが安心です。
KKdayでDMZツアーを探してみた
まずはKKdayでDMZツアーを探してみました。
↑↑↑ 上のリンクの左から….
🚌ソウル発 南北境界線DMZ(38度線)日帰り観光ツアー 日本語での案内選択可
🚩日本語案内が選べる、DMZ日帰りツアーです。定番をしっかり回ることができます。
📍臨津閣平和世界公園 → 自由の橋 → 第三トンネル → DMZ展示ホール → ドロ天文台 → 同義村
朝7時台か朝9時台の出発が選べるのがいい。7時台は15時ぐらいには戻ってこれるので1日をうまく使える。吊り橋はオプションで付けれる。
🚌南北境界線DMZ(38度線) 半日観光ツアー 日本語案内やソウル市内観光付プラン選択可
🚩日本語のガイドがいる、DMZ日帰りツアーです。定番をしっかり回ることができます。
📍臨津閣平和ヌリ公園 → 第三トンネル → 都羅展望台 → 統一村
朝7時台出発して15時ぐらいには戻ってこれるので1日をうまく使える
🚌ソウル発 北朝鮮が見えるスターバックスへの日帰り観光ツアー 日本語での案内選択可
🚩日本語での案内選択可。DMZツアーの定番は回らないですが、個人では行きにくい北朝鮮が見えるスターバックスとアウトレットへ行けるツアー
📍愛妓峰 平和エコパーク → 祖江 展望台 → 現代プレミアムアウトレット 金浦店
9時ぐらいに出て16時半ぐらいに戻る
他にもおすすめ↓
🚌DMZインサイダーツアー:北朝鮮脱北者との質疑応答、第3トンネルと橋のオプション
🚩日本語のガイドがいる、DMZ日帰りツアー。定番をしっかり回り、脱北者の声も聞ける。オプションで吊り橋やボートにも乗れる。しっかり1日つかったツアー

KlookでDMZツアーを探してみた
続いてKlookも見てみました。
Klookでは、基本的なDMZツアーに加えて、ゴンドラとJSAフォトゾーン、JSA博物館、吊り橋、脱北者との交流などを選べる商品が見つかりました。
↑↑↑ 上のリンクの左から….
🚌非武装地帯ツアー(北朝鮮脱北者との交流・吊り橋)
🚩日本語案内ある、DMZ日帰りツアーです。定番をしっかり回ることができます。
📍臨津閣、第三トンネル、非武装地帯展示館などの観光スポットを訪問
いろいろな組み合わせのツアーをタイプ別で選ぶことのできるKlookの人気DMZツアー
🚌非武装地帯インサイダーツアー(北朝鮮脱北者Q&A、第3トンネル・橋オプション)
🚩日本語案内ある、DMZ日帰りツアーです。定番をしっかり回ることができ、北朝鮮脱北者Q&Aの体験ができます。
📍臨津閣、第三トンネル、展望台などの観光スポットを訪問
いろいろな組み合わせのツアーをタイプ別で選ぶことのできます。
🚌非武装地帯ガイドツアー(ゴンドラ / 吊り橋オプション付き)
🚩日本語ガイドなし。DMZ日帰りツアーです。
📍自由の橋、第3トンネル、都羅展望台、統一村を訪問。オプションでゴンドラ(ケーブルカー)に乗ってJSA(板門店フォトスポット)もつけれる。

※ほかのフォトスポットに行くツアーも日本語ガイドがありませんでした。
KKdayとKlookのDMZツアーを比較
KKdayとKlookを見比べた結果、同じように見えるツアーでも、選べるオプションや集合場所、ガイド言語、キャンセル条件などが異なります。
| 比較項目 | KKday | Klook |
|---|---|---|
| 基本の観光地 | 第3トンネル、都羅展望台、臨津閣など | 第3トンネル、都羅展望台、臨津閣など |
| 追加プラン | 吊り橋、脱北者との対話などが見つけやすい | ゴンドラ、JSAフォトゾーン、JSA博物館なども選びやすい |
| 所要時間 | 半日から1日まで商品による | 半日から1日まで商品による |
| ガイド言語 | 英語・中国語など。日本語対応は商品ごとに確認 | 英語中心。日本語ガイド付き商品も一部あり |
| 口コミ | 日本語レビューや写真を確認しやすい | 予約数・口コミ数が多い商品を比較しやすい |
| 料金 | 日程・オプション・為替で変動 | 日程・オプション・為替で変動 |
料金だけではなく「含まれる場所」で比較したい
DMZツアーを比較するときは、表示されている料金だけで決めない方がよさそうです。
安く見えるプランでも、ゴンドラ代やモノレール代が別料金になっていたり、選択するオプションによって帰着時間が大きく変わったりします。
予約前に比較したい項目
- 第3トンネルと都羅展望台が含まれているか
- ゴンドラやモノレールの料金が含まれているか
- 吊り橋や展示施設へ立ち寄るか
- 日本語ガイドに対応しているか
- 集合場所と集合時刻
- ソウルへ戻る予定時刻
- パスポート原本が必要か
- キャンセル条件
私が現在一番気になっているのはどのツアー?
ここまで調べた結果、私が現在一番気になっているのは、次の条件を満たすツアーです。
私の現在の第一候補
やはり初めてのDMZツアーは日本語ガイド付きの定番を回るツアーが良さそうです。
Kkdayなら..
🚌ソウル発 南北境界線DMZ(38度線)日帰り観光ツアー 日本語での案内選択可
Klookなら…
🚌非武装地帯ツアー(北朝鮮脱北者との交流・吊り橋)
- 第3トンネルへ入れる
- 都羅展望台から生の北朝鮮を見られる
- 可能なら夕方までにソウルへ戻れる
- 口コミが多く、集合場所が分かりやすい

DMZツアーに参加するときの服装・持ち物
パスポート原本
DMZツアーでは、軍の検問などでパスポートの確認が行われる場合があります。
コピーやスマートフォンの画像では認められないこともあるため、予約ページの案内を確認し、パスポート原本を持参しましょう。
歩きやすい靴
第3トンネルは坂道や階段があり、内部も狭いため、スニーカーなどの歩きやすい靴が向いています。
吊り橋付きプランでは、坂道や山道を歩く場合もあります。
季節に合わせた服装
DMZ周辺はソウル中心部より北にあり、屋外で過ごす時間も長くなります。
冬は防寒対策、夏は暑さ・日差し対策をしておくと安心です。車内の冷房対策として、薄手の羽織りも役立ちそうです。
写真撮影のルールを守る
DMZ周辺には軍事施設があり、場所によっては撮影できる方向や範囲が指定されます。
撮影禁止の場所ではカメラやスマートフォンを使用せず、必ずガイドや係員の指示に従いましょう。
DMZツアーに関するよくある質問
DMZツアーは危険ではない?
一般向けのDMZツアーは、見学が許可されたエリアをガイドと一緒に巡ります。
ただし、DMZは現在も軍事的に管理されている地域です。情勢や軍の判断によって、急きょツアーが中止されたり、訪問先が変更されたりする可能性があります。
本物のJSA・板門店には行ける?
2026年7月時点では、一般旅行者向けのJSA・板門店ツアーは停止が続いています。
現在販売されている「JSAフォトゾーン」「JSA博物館」付きツアーは、本物のJSAへ入るものではありません。
日本語ガイド付きツアーはある?
日本語ガイドに対応した商品もありますが、英語ガイドのみのプランも多くあります。
歴史的な説明をしっかり理解したい場合は、予約時に対応言語を必ず確認しましょう。
半日ツアーでも十分楽しめる?
第3トンネルや都羅展望台など、主要スポットを中心に見たい人なら半日型でも楽しめそうです。
ゴンドラ、JSAフォトゾーン、吊り橋、脱北者との対話などを追加したい場合は、帰着時間が遅くなる可能性があります。
「愛の不時着」の実際のロケ地へ行ける?
一般的なDMZツアーは、「愛の不時着」の具体的な撮影場所を巡るロケ地ツアーではありません。
ただし、韓国と北朝鮮の境界や南北分断について知ることで、ドラマの背景や登場人物が置かれた状況をより深く理解できます。
まとめ|次の韓国旅行ではDMZへ行ってみたい
「愛の不時着」をきっかけに興味を持ったDMZ。
最初は、軍事境界線を遠くから眺めるだけの少し重いツアーを想像していました。
しかし実際に調べてみると、第3トンネルや都羅展望台で歴史を学ぶだけでなく、ゴンドラやJSAフォトゾーン、吊り橋など、旅行として楽しめる要素もあります。

まだ韓国へ行く日程も決まっていないのに、参加したいツアーだけはかなり絞れてきました(笑)
私の現在の第一候補は、第3トンネル・都羅展望台を巡れるプランです。
KKdayとKlookでは、同じように見えるツアーでも訪問場所や所要時間、ガイド言語が異なります。
料金だけで決めず、「自分がどこを見たいか」と「何時ごろソウルへ戻りたいか」を考えて比較するのがよさそうです。
実際に予約・参加した際は、集合場所から当日の流れ、第3トンネルの大変さなどなど当日の様子を詳しく追記します。




